大阪府感染症情報センター ものしり講座(1)


ノロウイルスの流行期に入りました!

 ◆ノロウイルスの流行期に入りました!


 「子供が急にもどす。下痢をしている。微熱。」秋口からこのような症状を示すお子さんが増えてきます。
 「お腹にくる風邪」と思われているこの症状は、実はノロウイルスが原因です。
 ノロウイルスは口から入って腸管にたどり着きそこで増えます。ですから、患者さんの便には1gあたり1億〜10億個のノロウイルスがいるんです。
 このウイルス、実は嘔吐物にもいます。10個のノロウイルスで病気になると考えられているので、もどしてしまったものをそのままにしておくと、ノロウイルスが空中に漂って感染してしまう危険があります。小学校での集団発生事例では嘔吐した場所が共通で利用するところであった場合や、嘔吐物の処理が不十分であった場合に大規模になっています。ノロウイルスにかかった場合、大人よりも子供の方が嘔吐しやすい傾向があります。朝、吐き気がする、またはもどしたときは学校を休ませた方がいいでしょう。
 おトイレに行って手洗いができていないと、ドアノブなどにウイルスがついてしまい、そこを触った次の人が感染してしまうこともあります。
 保育園や幼稚園では下痢をしているお子さんがいた場合、使い捨てのおむつに切り替え、ビニール袋等に入れて周辺環境の汚染を防ぎます。家庭でもオムツの交換に注意しましょう。取り替えを行った人が罹るだけでなく、家族に感染をひろめてしまうことになります。

 ◆嘔吐物の処理

 ノロウイルスは少しのウイルス数で発症してしまうので、嘔吐物の処理がたいへん重要です。 http://www.pref.osaka.jp/attach/4340/00019340/noro.pdf にノロウイルスに汚染された場合の処理法や漂白剤の希釈法が詳しく載っていますので参照してください。
 漂白剤が使えないカーペット類は高温スチームなどで対応してください。

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