　水痘は、水痘帯状疱疹ウイルス（VZV）の初感染によるおきる病気です。
　水痘ウイルスは感染力が強く、飛沫や接触によって感染します。
　感染後2週間ほどで発症します。
　主な症状は発熱、全身性の発疹（水疱）です。
　発疹はかさぶたになるまで感染源となり得ますので、学校保健安全法では全ての発疹が痂皮化するまで出席停止となります。
　主に小児でよく見られますが、成人で発症すると重症化しやすくなります。
　発症した場合は、発症初期にの抗ヘルペス薬の内服が効果的です。
　水痘の発症は、ワクチンで予防できます。
　ワクチンは平成26年10月より定期接種となりました。
　対象者は生後12か月から生後36か月に至るまでの間の方、接種回数は3か月以上の間隔をあけて2回の接種が必要となります。