伝染性紅斑(リンゴ病)

 伝染性紅斑は例年夏頃に流行のピークを迎えます。
 伝染性紅斑はパルボウイルスB19の感染により起こり、約7日前後の潜伏期間ののち、約20%の患者で軽度の発熱、倦怠感、筋肉痛、頭痛が出現し、その約7-10日後にしばしば痒みを伴う特徴的な発疹(りんごのような頬の紅斑や四肢の網状紅斑)や関節痛が4-5日出現し快復します。
 発疹期には感染力はありません。
 感受性(感染した既往のない)の妊婦さんが感染すると胎児に垂直感染し、胎児水腫、子宮内胎児発育遅延、胎児死亡が起こることがあります。


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