薬剤耐性緑膿菌感染症

 緑膿菌は土壌、水、植物、人を含む動物などあらゆるところに存在している常在菌です。
 その病原性は低く、通常は病気を起こすことはありません。
 しかし、体の抵抗力が下がった人の体内に侵入した場合、肺炎、尿路感染症、菌血症などの感染症を引き起こすことがあります。
 一方、抗菌薬に対する耐性を獲得しやすいことから、病院内で薬が効かない「薬剤耐性緑膿菌」が生じやすく、院内感染によるアウトブレイクの原因として問題となっています。


【リンク】

 届出基準

多剤耐性緑膿菌とは  2005年1月
 http://www.iph.pref.osaka.jp/news/vol26/news26_2.html


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