鳥インフルエンザ

 ヒトで毎冬流行するインフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスの内、A型インフルエンザウイルスは、ヒト以外の鳥、ブタなどの動物の間でも流行が見られます。
 通常は鳥で流行しているインフルエンザウイルスは鳥の群れの中で、ブタで流行しているインフルエンザウイルスはブタの群れの中で流行が繰り返されていますが、時にヒトにも感染が起こることがあります。
 現在のところ、鳥ではH5N1, H7N9といった亜型が、濃厚接触(感染したニワトリを処理する、糞の飛沫を吸い込む、生きた鳥を扱う市場に行くなど)したヒトに感染する例が多く見られています。
 5N1,H7N9は2類、それ以外の亜型は4類感染症となります。
 家禽(ニワトリ、アヒル、うずら等)の間で鳥インフルエンザが流行している地域を訪問する際には、生きた鳥との接触は避けましょう。
 学校保健法において、感染症法に基づく結核を除く2類感染症については出席停止の基準は「治癒するまで」です。
 さらに家族に患者がいる場合や、これらの感染症に感染している疑いがあるものについても医師が感染のおそれがないと認めるまで出席停止となる場合があります。



【リンク】

厚生労働省 鳥インフルエンザ
 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou02/
厚生労働省検疫所 鳥インフルエンザH5N1
 https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name54.html
国立感染症研究所 感染症情報センター 鳥インフルエンザ
 http://idsc.nih.go.jp/disease/avian_influenza/index.html
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所
高病原性鳥インフルエンザ
 http://www.naro.affrc.go.jp/niah/tori_influenza/


 届出基準

【ニュース(ものしり講座、メルマガ等)】

 公衛研ニュース
  http://www.iph.pref.osaka.jp/news/vol24/news24-1.html
 かわら版@iph 第123号 2013年11月
 「大阪府新型インフルエンザ等対策行動計画」が策定されました
  http://www.iph.pref.osaka.jp/merumaga/back/123-1.html
 物知り講座(42)
 米国で発見された変異型インフルエンザウイルス(A/H3N2v)のヒトへの感染について
  http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/monosiri/42/42.html


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