細菌性赤痢

 赤痢菌に汚染された食品や水の摂取によって感染する急性感染性大腸炎で、典型的な例では発熱、下痢で発症し、腹痛やしぶり腹、膿粘血便を呈します。
 近年では重症例は少なく、軽度な下痢や無症状で経過することも多くなっています。
 日本ではアジア地域からの輸入感染例が多いのですが、輸入魚介類による食中毒も発生しています。
 感染菌量が少なく、患者や保菌者の糞便で汚染された器物や手指を介して容易に感染が広がるので、保育園などでの集団事例もみられます。


【リンク】

 届出基準

 ニューキノロン系抗菌薬低感受性の赤痢菌が増えています!  2006年7月
 http://www.iph.pref.osaka.jp/merumaga/contents/35-3.html


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