チクングニア熱

 チクングニア熱はチクングニアウイルスを持った蚊に刺されることによって感染します。
 主な媒介蚊はネッタイシマカやヒトスジシマカなどのヤブカです。
 潜伏期間は4〜7日で、発熱と関節痛(間接炎)が特徴的で、約8割に発疹がみられます。
 感染したヒトから直接他のヒトに感染することはありません。
 現在のところ国内での感染例はありません。
 主な流行地はアフリカ、南アジア、東南アジア、カリブ海周辺です。
 感染を予防できるワクチンはありません。
 同じ蚊媒介性疾患のデング熱と流行地が重なるところが多く臨床症状も似ているため、鑑別診断が必要です。


【リンク】
・チクングニア熱 Q&A
IDSC 国立感染症研究所 感染症情報センター
http://idsc.nih.go.jp/disease/chikungunya/aboutQA/about.html


【ニュース(ものしり講座、メルマガ等)】
・チクングニヤ熱をご存知ですか?
 メールマガジン第71号 (2009年7月)
http://www.iph.pref.osaka.jp/merumaga/back/71-2.html


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