日本脳炎

 日本脳炎は日本脳炎ウイルスを持った蚊に刺されることによって感染する急性脳炎で、極東から東南アジア・南アジアにかけて広く分布しています。
 主な媒介蚊は水田等で発生するコガタアカイエカです。
 潜伏期間は6〜16日で、高熱、頭痛、悪心、嘔吐などで発症し、意識障害やまひ、痙攣など重篤な脳炎症状を示します。
 感染したヒトから直接他のヒトに感染することはありません。
 国内では、1992年以降年間10名以下の発生で推移しています。
 ワクチンで予防することが大切です。
 日本脳炎ワクチンは定期接種です。
 第1期に3回、第2期に1回の計4回接種します。
 平成7〜18年度に生まれたお子さんについては、予防接種を受ける機会を逃していることがありますので、母子手帳等でご確認下さい。


【リンク】

・日本脳炎 (2010年1月)
http://www.iph.pref.osaka.jp/kansen/nihonnouen.html

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・蚊が媒介する感染症の今昔
 メールマガジン第83号 (2010年7月)
http://www.iph.pref.osaka.jp/merumaga/back/83-2.html


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