平成22年 第35週のトピックス( 8月 30日〜 9月 5日)
「感染性胃腸炎に注意」
第35週は前週比9.6%減の1,652例の報告があった。第1位は感染性胃腸炎で以下、流行性耳下腺炎、A群溶連菌咽頭炎、突発性発しん、咽頭結膜熱の順であった。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.3、1.1、0.8、0.8、0.6である。
感染性胃腸炎は前週比2%増の632例の報告があった。中河内5.8、南河内5.1、泉州5.0と続く。8月以降、腸管出血性大腸菌感染症の報告が続いている。レバーや肉の十分な加熱処理が望まれる。
流行性耳下腺炎は2%減の220例であった。A群溶連菌咽頭炎は28%増加、164例となった。豊能1.6、北河内・大阪市南部1.1である。咽頭結膜熱は17%増加し、110例であった。
麻しんの報告はなかった。