大阪府立公衆衛生研究所メールマガジン かわら版@iph

 −第127号− 2014年3月31日発行


浄化槽の法定検査を受検しましょう!!


大阪府の設置状況

 平成24年度末現在、大阪府で設置されている浄化槽は158,533基です。浄化槽設置基数は図1のように、市町村によって大きく異なっています。



適切な維持管理で良好な処理水質を!!

 みなさん、下水道を利用されていますか?それとも、浄化槽を利用されていますか?(汲取りトイレ等の場合は、いずれも利用しません。)下水道の維持管理は、下水道事業者が行います。しかし、浄化槽の維持管理は、浄化槽管理者 注1)が行わなければなりません。家庭に設置されている浄化槽では、通常、使用者が浄化槽管理者となります(市町村が管理する場合もあります 注2))。
 浄化槽には5人槽という家庭に設置される小型のものから、5000人槽以上という大規模なものまで、様々な規模のものがあります。また、汚水の処理方式も様々です。どのような浄化槽でも、適切な維持管理(清掃と保守点検)が必要です。維持管理が行われなかったり、不適切な場合には、処理水質が悪化し、放流先の公共水域の水質汚濁原因となります。


大阪府における法定検査の受検状況

 浄化槽管理者は、浄化槽法の第7条、第11条の規定により、指定検査機関 注3)の行う水質に関する検査を受けなければなりません。これを法定検査(7条検査及び11条検査)と一般的によんでいます。7条検査は『設置後の水質検査等』で、浄化槽の使用開始後3ヵ月を経過した日から5ヵ月の間に受けなければなりません。11条検査は毎年1回受けなければなりません。
 大阪府における浄化槽の7条検査の受検率は、ほぼ100%で全国1位です。しかし、2年目以降に行う11条検査の受検率は、平成24年度6.6%と全国でワースト2位です。浄化槽からの放流水は、地域の水環境に大きな影響を及ぼします。適切な維持管理を実施するとともに法定検査を受検し、地域の水環境を守りましょう。


注1) 浄化槽管理者:当該浄化槽の所有者、占有者その他の者で当該浄化槽の管理について権原を有するもの
注2) 市町村が生活排水処理施設の整備を浄化槽で実施する場合には、その浄化槽の管理は市町村が実施することがあります。
注3) 指定検査機関:都道府県知事が浄化槽法第五十七条第一項の規定により指定する者。大阪府では一般社団法人大阪府環境水質指導協会。




「大阪府 浄化槽を正しくお使いいただくためにパンフレットより」

(生活環境課 奥村早代子)


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