大阪府立公衆衛生研究所メールマガジン かわら版@iph

 −第132号− 2014年8月31日発行


最近5年間の医薬品等の検査結果について −平成20年度から24年度−


 当所薬事指導課では、府内に流通している医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器(医薬品等といいます)の行政検査を実施しています。この行政試験は収去試験と呼ばれ、薬事法の規定に基づいて行われています。大阪府の薬事監視員が販売店等に立ち入りし、検体となる製品を受け取り当所で検査します。
 平成20年度から24年度の5年間に当所が実施した医薬品等の収去試験のまとめを表に示しました。医薬品は、医師の処方箋をもって調剤薬局で購入する「医療用医薬品」と薬店やドラッグストアで購入できる「一般用医薬品」があります。検査した対象製品は、「医療用医薬品」で235製品、「一般用医薬品」で119製品です。これら医薬品の内訳は、経口抗生物質、解熱鎮痛薬、血圧降下薬、抗うつ薬、抗ウイルス薬、高脂血症薬、解熱鎮痛薬などの、医療現場での使用頻度が高く、繁用される製品で、品質不良により社会的影響の大きい品目を検査しました。主な試験内容は、有効成分の量が規格どおりに入っているか、錠剤やカプセル剤の1個ずつの有効成分量のバラツキは大きすぎないか、錠剤やカプセル剤は決まった時間内に有効成分が溶け出すかなどです。


最近5年間の検査内容




 医薬部外品では、ドリンク剤、染毛剤、薬用歯磨き、ビタミン剤、パーマネント・ウェーブ用剤等の89製品を検査しました。主な試験内容は、有効成分の量が規格どおりに入っているかなどです。化粧品では、化粧水等に含まれる防腐剤の配合量やホルマリンの有無について68製品の検査を行いました。医療機器では、輸液セットや注射針などの20製品について基準に合格したものであるかを試験しました。これらの検査を行った結果、医薬部外品の該当する薬用歯磨きの1製品でpH(ピーエイチ)の規格を逸脱した以外は、すべて良好な製品であることを確認しました。


(薬事指導課 沢辺善之)


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