大阪府立公衆衛生研究所メールマガジン かわら版@iph

 −第14号− 2004年10月28日発行


鉛青銅製造工場で働いている方からの相談(PFOS)!

 鉛青銅製造工場で働いている方から健康相談を受けました。その方は鉛青銅の溶接を行っていたのですが、最近「膝が腫れて曲がらない」「手首、指の関節が痛い」などの症状があり、仕事のせいではないでしょうかということでした。仕事の内容をお聞きすると、鉛青銅の鋳物を運んだり、長時間しゃがんだままで作業を行ったりするとのことであり、筋骨格系への負担が原因のひとつと考えられました。ところで、その工場で使用している鉛青銅には鉛が5%から10%含まれています。そこで、実際に溶接作業をしていただき、鼻先での気中鉛濃度を測定したところ0.4 mg/立方メーターと、許容濃度(0.1 mg/立方メーター)の4倍のレベルになっていることがわかりました。訴えておられる症状との関連はわかりませんでしたが、この作業では鉛中毒になるリスクがあることもわかりました。

 生活衛生課に相談のあった事例を紹介しましたが、当課では働く人の健康相談を受けつけております。仕事が原因ではないかと考えられる体調不良でお困りの方はご連絡下さい。

(生活衛生課 熊谷)


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