大阪府立公衆衛生研究所メールマガジン かわら版@iph

 −第7号− 2004年03月31日発行


2003/2004シーズン、ヒトインフルエンザは終息へ!

 大阪府でのインフルエンザの流行はほぼ終息しました。感染症発生動向調査および学童集団発生調査によって、当所に搬入されたインフルエンザ様患者検体から52株のインフルエンザウイルス分離されました。すべてAH3型でした(大阪市内ではB型インフルエンザウイルスも確認されています)。そのうち51株について、国立感染症研究所から分与されたフェレット抗血清で予備的・速報的にHI試験で抗原解析したところ、51株すべては、A/Kumamoto/102/2002(A/福建/411/2202類似株で2004年南半球のワクチン推奨株)とほぼ同様の抗原性を示しました。その内34株は本シーズンのワクチン株であるA/Panama/2007/99とも高い交差反応性を示しました。A/Panama/2007/99と4倍以上のずれを示した株は33.3%(17株)でした。なお、詳細な抗原解析は全国の分離株を用いて国立感染症研究所が行うことになっています。

(ウイルス課 加瀬)


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