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平成19年度 調査研究概要  生活環境部 生活衛生課

生活衛生課の「平成19年度に実施する調査研究」を簡潔・平易にまとめてあります。

有害作業のある小規模事業所における労働衛生管理の推進に関する研究

(生活衛生課 熊谷信二 他3名)

大阪府には多数の小規模事業所がある。これらの中には化学物質の取扱いなど有害作業を行っている所があり、作業従事者が化学物質による中毒に罹患することがある。本研究の目的は、これらの事業所における作業の実態と従事者の健康状態を把握し、必要な場合には改善対策指導を行うことである。

住居環境中の有害化学物質への曝露実態とその評価方法に関する研究

(生活衛生課 吉田俊明 他1名)

近年、住宅等の室内の空気汚染が主要因となる「シックハウス症候群」や「化学物質過敏症」が社会的に問題となっている。本研究では、化学物質による室内空気汚染の実態を明らかにするとともに、これらの疾病に及ぼす化学物質の影響を調べる。成果は、府民の生活環境の改善をはじめ、これらの疾患を予防するための基礎的な資料となり得る。

家庭用品に関する衛生学的研究

(生活衛生課 中島晴信 他2名、9研究所等)

家庭用品の試験・検査・研究業務の遂行のため、公定分析法の検討や開発を行う。また、未規制物質の中で健康被害を引き起こす可能性のある物質を検索し、その分析法の開発、分析調査、毒性評価を行って健康被害の未然防止を図っていく。抗菌製品については、抗菌評価を行い安全性を評価する。さらに、家庭用品による健康被害の原因究明・再発防止の情報伝達システムの構築と方策の提言を行う。以上の研究により、府民の健康の保護に資する。

大気汚染および室内空気汚染による健康影響に関する研究

(生活衛生課 中島孝江 他2名、1研究所、2大学)

大気汚染や室内空気汚染の健康影響を、疫学調査、動物曝露実験、試験管内実験等で明らかにする。大気汚染物質の健康影響では、ディーゼル排気や大気中浮遊粒子状物質等と喘息等のアレルギー症状との関係を調べ、室内汚染の健康影響では、タバコ煙や建材等に含まれる化学物質等について影響や実態の調査研究を行う。

亜硝酸ガス発生装置の開発と亜硝酸の生体影響評価

(生活衛生課 大山正幸 1研究所、2大学、1企業)

近年大気中に存在することが明らかになった亜硝酸の生体影響を調べるため、亜硝酸ガス発生置置を開発し動物曝露実験を実施する。亜硝酸は四日市喘息の原因物質であった。亜硫酸と化学的性質が類似しており、喘息を起こす可能性が高い。現在、二酸化窒素が喘息を惹起するとされているが、実際は亜硝酸に起因することを本研究により明らかにする。

編集:企画総務部企画調整課