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大阪府感染症情報センター

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後天性免疫不全症候群

後天性免疫不全症候群(AIDSエイズ)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす疾患である。適切な治療が施されないと重篤な全身性免疫不全により日和見感染症や悪性腫瘍を引き起こす。近年、治療薬の開発が飛躍的に進み、早期に服薬治療を受ければ免疫力を落とすことなく、通常の生活を送ることが可能となってきた。

日本国内では、日本国籍男性を中心に、同性間性的接触による感染例が多い傾向にある。毎年、国内では、新規HIV感染者と新規AIDS患者は、合計約1,500例報告されている。予防のための普及啓発、早期発見・早期治療に向けた対策が望まれる。