野兎病
Francisella tularensisというグラム陰性桿菌を原因とする人獣共通感染症で、感染症予防法では四類感染症に定められています。
げっ歯類や野兎が感染し、感染動物との接触によりヒトに感染しますが、ヒトからヒトへの感染はないと考えられています。
ヒトでの症状は感染部位によって様々で、全身症状としては感冒様症状に続く弛緩熱、皮膚からの感染では所属リンパ節の腫脹・化膿・潰瘍化が起こります。
ストレプトマイシンとテトラサイクリン系抗生物質が治療に有効です。
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届出基準
バイオテロとその対策----野兎病(ヤトビョウ)! 2006年05月
http://www.iph.pref.osaka.jp/merumaga/contents/33-3.html