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大阪府感染症情報センター

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平成24年 第22週のトピックス( 5月 28日〜 6月 3日)

「風しんに注意」

 第22週は前週比5.2%増の3,364例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ10.4、3.0、1.6、0.7、0.5である。
 感染性胃腸炎は前週比微減の2,040例の報告で、南河内20.6を筆頭に中河内14.5、泉州12.0と続く。A群溶連菌咽頭炎は29%増の589例で、堺市4.9、南河内4.3と高い。水痘は微減の324例で、北河内2.6、三島2.4である。
 風しんの増加が目立ち、大阪府内では22週現在56例と、昨年の報告総数53例を超えた。青壮年を中心に男性が80%を占める。妊娠初期の感染は、胎児への影響もあり注意が必要である。
 麻しんの報告はなかった。


グラフ1



グラフ2