平成24年 第37週のトピックス( 9月 10日〜 9月 16日)
「RSウイルス感染症 さらに増加」
第37週は前週比3.7%増の1,728例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、ヘルパンギーナ、突発性発しんの順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.3、1.4、1.1、0.8、0.6であった。
感染性胃腸炎は前週比微増の664例で、南河内6.7、中河内5.0である。A群溶連菌咽頭炎は34%増の275例、泉州2.2、豊能2.0であった。
RSウイルス感染症は29%増の225例で、3週連続で増加した。南河内2.1、北河内1.8を含む5ブロックで1を超えた。
府内の麻しん報告例はないが、輸入麻しんによる感染拡大事例が他府県で報告されており、今後も注意が必要である。風しんは8例の報告があった。