平成26年 第15週のトピックス( 4月 7日〜 4月 13日)
「麻しん 増加続く」
第15週は前週比12.4%増の2,083例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、水痘、突発性発しん、RSウイルス感染症の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ6.7、1.5、0.8、0.5、0.3であった。
感染性胃腸炎は前週比18%増の1,334例の報告で、泉州11.3、南河内10.2、中河内10.1である。A群溶連菌咽頭炎は14%増の295例で、大阪市東部2.1、水痘は17%減の154例であった。
インフルエンザは31%減の1,008例、定点あたり3.3となった。
麻しんの報告は4例であった。輸入麻しん2例、施設内感染1例、第14週の家族内感染1例である。第15週までの累計は22例となり、昨年の総数15例を超えた。風しんの報告はなかった。