平成26年 第29週のトピックス( 7月 14日〜 7月 20日)
「ヘルパンギーナ 警報レベル続く」
第29週は前週比微減の3,459例の報告があった。報告の第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶連菌咽頭炎、咽頭結膜熱、水痘の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ8.4、3.6、1.9、0.9、0.8であった。
ヘルパンギーナは前週比20%増の1,679例の報告で、北河内13.9、大阪市北部12.2、豊能11.3と高い。7ブロックで警報開始基準値6を超えている。感染性胃腸炎は20%減少し、727例の報告で、南河内6.5である。
A群溶連菌咽頭炎は19%減の376例、中河内3.2であった。咽頭結膜熱は11%増の187例、中河内2.3である。水痘は9%減の169例であった。
麻しんの報告は1例、遺伝子型H1であった。風しんの報告はなかった。