平成26年 第48週のトピックス( 11月 24日〜 11月 30日)
インフルエンザ 流行始まる
第48週は前週比微増の3,384例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、RSウイルス感染症、水痘、咽頭結膜熱の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ10.3、2.4、1.6、1.0、0.5であった。
感染性胃腸炎は前週比2%減の2,063例で、南河内17.1、泉州15.5、北河内15.1の順である。A群溶連菌咽頭炎は3%減の486例で、中河内4.4であった。RSウイルス感染症は15%増の317例で、大阪市北部2.9である。
インフルエンザは92%増の457例で、定点あたり1.5と流行開始の目安の1を超えた。10ブロックで増加している。AH3亜型が分離されている。
風しんの報告はなく、麻しんは1例で、遺伝子型D8であった。