平成27年 第17週のトピックス( 4月 20日〜 4月 26日)
手足口病 さらに増加
第17週は前週比11.6%増の3,330例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、手足口病、伝染性紅斑、突発性発しんの順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ7.5、3.2、2.8、0.7、0.6であった。
感染性胃腸炎は前週比4%増の1,507例で、北河内13.4、南河内11.1である。
A群溶連菌咽頭炎は24%増の642例で、中河内5.4、堺市4.3、大阪市4.0であった。
手足口病は17%増の559例で、北河内5.6を筆頭に中河内4.4、泉州4.0と続く。一部のブロックでは流行発生警報基準値(5)を超えている。伝染性紅斑は18%増の133例で、中河内1.8である。5週連続で増加し、5年ぶりの流行が懸念され、今後の発生動向に注意が必要である。
インフルエンザは5%増の460例で、定点あたり1.5である。
麻しん、風しんの報告はなかった。