平成27年 第25週のトピックス( 6月 15日〜 6月 21日)
夏型感染症 増加
第25週は前週比3.6%増の4,002例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ7.1、5.5、3.2、0.8、0.8であった。
感染性胃腸炎は前週比6%減の1,429例で、南河内12.9、北河内9.6、中河内9.3である。
手足口病は26%増の1,097例で、北河内12.0、南河内7.6、豊能5.6など5ブロックで警報開始基準値の5.0以上である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は15%減の636例であった。ヘルパンギーナは57%増の165例で、大阪市南部1.8に多い。咽頭結膜熱は20%増の164例で、大阪市南部1.3であった。
麻しんの報告はなく、風しんは1例であった。