平成27年 第34週のトピックス( 8月 17日〜 8月 23日)
手足口病 さらに減少
第34週は前週比2.2%増の2,564例の報告があった。報告の第1位は手足口病で以下、感染性胃腸炎、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ4.9、3.1、1.2、1.0、0.6であった。
手足口病は前週比9%減の977例で、泉州8.8、南河内7.6、中河内6.1であり、これらの地域を含む4ブロックで警報レベル開始基準値5.0を超えている。
感染性胃腸炎は37%増の624例で、中河内6.1、泉州4.7、北河内4.2であった。ヘルパンギーナは30%減の248例で、大阪市北部2.2、大阪市西部2.1である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は19%増の199例で、大阪市東部・中河内1.3であった。咽頭結膜熱は75%増の119例で、三島1.1、北河内1.0である。
第31週からマイコプラズマ肺炎が増加している。
麻しん、風しんの報告はなかった。