平成27年 第51週のトピックス( 12月 14日〜 12月 20日)
RSウイルス感染症 再び増加
第51週は前週比2.6%増の4,057例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、水痘、咽頭結膜熱の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ9.5、3.9、3.2、0.9、0.8である。
感染性胃腸炎は前週比6%減の1,904例の報告で、中河内14.2を筆頭に北河内13.3、南河内12.0の順である。
RSウイルス感染症は7%増の786例で、南河内5.9、中河内5.3、大阪市北部4.9、大阪市西部・泉州が4.6と続く。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は23%増の649例で、南河内6.6、大阪市北部4.2、大阪市西部3.8である。水痘は7%増の174例で、大阪市南部・南河内1.4、中河内1.1であった。咽頭結膜熱は25%増の150例で中河内1.7、北河内1.1、大阪市東部0.9である。
麻しん、風しんの報告はなかった。