平成28年 第6週のトピックス( 2月 8日〜 2月 14日)
インフルエンザ 流行拡大
第6週は前週比7.4%減の2,226例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎、水痘、伝染性紅斑の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.7、2.8、0.6、0.4、0.4であった。
感染性胃腸炎は前週比10%減の1,138例で、南河内11.2、中河内9.9、大阪市西部6.0と続く。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は1%減の557例で、大阪市北部5.1、大阪市南部5.0である。流行性耳下腺炎は14%減の129例で、南河内2.3、泉州1.0であった。
インフルエンザは30%増の12,668例で、定点あたり41.3である。大阪市西部62.1、大阪市北部57.5、南河内56.5と続き、10ブロックで警報レベル開始基準値の30を超えた。今シーズンのインフルエンザウイルスの検出状況は、B型、AH1pdm09、AH3亜型の順である。
麻しん、風しんの報告はなかった。