平成28年 第20週のトピックス( 5月 16日〜 5月 22日)
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 増加続く
第20週は前週比9.9%増の2,975例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎、咽頭結膜熱、突発性発しんの順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ7.8、3.2、1.2、0.7、0.6であった。
感染性胃腸炎は前週比9%増の1,559例で、南河内12.8、中河内10.8、北河内10.3と続く。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は20%増の631例で、南河内4.8、中河内4.6、大阪市西部4.4、泉州3.9で高い。流行性耳下腺炎は10%増の245例で、大阪市北部3.2、泉州2.1であった。咽頭結膜熱は0.7%増の143例で、中河内1.4、大阪市南部1.1である。
上位5疾患以外は第6位のヘルパンギーナが170%増の73例で、堺市1.4であった。
麻しん、風しんの報告はなかった。