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大阪府感染症情報センター

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平成28年 第22週のトピックス( 5月 30日〜 6月 5日)

流行性耳下腺炎 さらに増加

 第22週は前週比7.2%減の2,941例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎、咽頭結膜熱、ヘルパンギーナの順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ6.7、3.0、1.6、0.9、0.9であった。
 感染性胃腸炎は前週比17%減の1,334例で、中河内11.9、南河内11.8、泉州・北河内8.6と続く。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は6%減の594例で、南河内5.1、中河内4.5、大阪市北部3.6である。
 流行性耳下腺炎は22%増の310例、大阪市北部3.4と注意報開始基準値の3を超え、泉州2.8、南河内2.3と続く。6週連続で増加しており、今後の発生動向に注意が必要である。
 咽頭結膜熱は6%増の185例で、中河内2.7、ヘルパンギーナは134%増の180例で、泉州3.0であった。
 麻しん、風しんの報告はなかった。



グラフ1



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