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大阪府感染症情報センター

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平成28年 第33週のトピックス( 8月 15日〜 8月 21日)

RSウイルス感染症 増加の兆し

 第33週は前週比1.8%増の1,788例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、流行性耳下腺炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、RSウイルス感染症の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ3.0、1.9、0.9、0.8、0.7であった。
 感染性胃腸炎は前週比10%増の612例で、中河内5.8、南河内5.1、大阪市北部4.1と続く。
 流行性耳下腺炎は7%増の382例で、中河内4.0、大阪市北部3.8、泉州3.1であった。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は12%減の184例で、中河内1.8、豊能1.4であった。
 ヘルパンギーナは36%減の156例で、大阪市西部1.7、中河内・北河内1.1の順である。
 RSウイルス感染症は86%増の132例で、大阪市北部2.5、大阪市西部1.5であった。今後の動向に注意が必要である。
 マイコプラズマ肺炎の報告が増加している。
 麻しんの報告は1例(輸入例疑い)、風しんの報告はなかった。



グラフ1



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