平成28年 第44週のトピックス( 10月 31日〜 11月 6日)
感染性胃腸炎 増加続く
第44週は前週比12.5%増の2,839例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、流行性耳下腺炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ6.6、1.9、1.7、1.7、0.6であった。
感染性胃腸炎は前週比31%増の1,325例で、中河内11.6、南河内11.0、大阪市西部8.5、大阪市南部7.4と続く。
RSウイルス感染症は前週比11%減の386例で、南河内3.6、北河内2.5、大阪市北部2.4である。
流行性耳下腺炎は5%減の346例で、南河内2.8、泉州2.6、大阪市西部2.3と続く。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は5%増の333例で、大阪市南部2.6、北河内2.5、南河内2.2である。
マイコプラズマ肺炎は36%減の28例で、定点あたり1.6である。
麻しん、風しんの報告はなかった。