平成29年 第10週のトピックス( 3月 6日〜 3月 12日)
インフルエンザ 終息へ
第10週は前週比10.5%増の2,099例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎、咽頭結膜熱、RSウイルス感染症の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.4、2.2、0.9、0.5、0.5であった。
感染性胃腸炎は前週比15%増の1,075例で、北河内8.8、南河内8.6、中河内7.8、泉州6.6と続く。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は10%増の435例で、大阪市西部3.8、南河内2.9、三島2.7、泉州2.4であった。流行性耳下腺炎は2%増の179例で、泉州1.9である。咽頭結膜熱は先週同様97例で、中河内1.3であった。RSウイルス感染症は37%増の93例で、大阪市西部1.2である。
インフルエンザは27%減の1,807例で定点あたり5.9となった。大阪市西部8.8、南河内7.8、堺市6.4と全ブロックで警報レベル終息基準値の10を下回った。
麻しん、風しんの報告はなかった。