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大阪府感染症情報センター

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平成29年 第17週〜第18週のトピックス( 4月24日〜 5月 7日)

手足口病 流行の兆し

 第17週と第18週をあわせて報告する。第17週は前週比8.1%増の2,770例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、咽頭結膜熱、突発性発しんの順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ7.6、2.5、1.3、0.5、0.5であった。
 インフルエンザは11%減の468例で、定点あたり1.5である。
 第18週は大型連休の影響か、前週比14.4%減の2,372例の報告であった。第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、咽頭結膜熱、流行性耳下腺炎の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ6.4、2.1、1.1、0.5、0.5であった。
 インフルエンザは31%減の321例で、定点あたり1.0である。大阪市西部2.1、南河内1.6、大阪市東部・泉州1.3と続く。
 手足口病は第17週から2週連続で定点あたり1.0を超えた。今後の動向に注意が必要である。
 麻しんの報告は第17週に2例あり、風しんの報告は第18週に1例あった。



グラフ1



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