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大阪府感染症センター

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伝染性紅斑について

更新日:2018年4月12日

感染症発生動向調査では、全国で約3,000ヵ所、大阪府内では194カ所の小児科診療を行っている指定届出医療機関(定点)からの報告により伝染性紅斑(りんご病)の流行状況を把握しています。伝染性紅斑は、4年から6年程度の周期で流行し、前回の流行は2007年でした。

大阪府内において2010年秋頃から増加し始め、平成23年第14週(4月4日から4月10日)の1定点当たりの1週間の平均患者数は、0.5人となり、2007年~2010年と比較すると2007年についで2番目に多い状況が続いております(下図をご覧ください)。

(図)伝染性紅斑 定点あたり患者数5年間の比較

図

伝染性紅斑は例年夏頃に流行のピークを迎えるため、夏に向けて注意が必要です。伝染性紅斑はパルボウイルスB19の感染により起こり、約7日前後の潜伏期間ののち、約20%の患者で軽度の発熱、倦怠感、筋肉痛、頭痛が出現し、その約7日後から10日後にしばしば痒みを伴う特徴的な発疹(りんごのような頬の紅斑や四肢の網状紅斑)や関節痛が4日から5日出現し快復します。

人への感染性は発症早期の有熱期から発疹出現前の期間にあり、発疹期には感染力はないと考えられています。感染経路は患者の気道分泌液との接触です。感受性(感染した既往のない)の妊婦さんが感染すると胎児に垂直感染し、胎児水腫、子宮内胎児発育遅延、胎児死亡が起こることがあります。

アメリカでは妊娠可能年齢女性における年間の抗体陽転率(感染した率)は1.5%と報告されており、胎児死亡の危険率は2%から6%で、妊娠の前半期に感染が起きると最もリスクが高くなります。妊婦さんは発熱などの初期症状のある子供さんには近づかないようにしましょう。

伝染性紅斑についての詳細は、下の関連情報「伝染性紅斑(りんご病)」をご覧ください。