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大阪府感染症センター

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無菌性髄膜炎

更新日:2018年3月29日

無菌性髄膜炎



 無菌性髄膜炎は細菌感染が原因ではない髄膜炎です。ウイルスが原因となる場合には、エンテロウイルス感染が主になっています。中でもコクサッキーB群ウイルス、エコーウイルスおよびエンテロウイルス71型の頻度が高くなっています。手足口病やヘルパンギーナと同様に夏季に流行しますが、手足口病やヘルパンギーナよりもやや遅い時期に流行する傾向があります。発症する年齢は、手足口病やヘルパンギーナの患者よりも年長である傾向があります。1997、1998年にはEcho30による無菌性髄膜炎の大きな流行がありました。それ以降は無菌性髄膜炎の大きな流行はありませんが、エコーウイルスが原因となる場合は流行が大きくなることがあるので注意が必要です。

 無菌性髄膜炎の原因となるウイルスは経口・飛沫・接触により感染します。保育所、託児所、幼稚園では玩具のこまめな消毒が望まれます。潜伏期は3~4日です。症状が消失したあと3~4週間の長期にわたり、糞便中にウイルスが排泄されることがあり、感染源となる恐れがありますので注意を要します。

 2013年には、無菌性髄膜炎疑い患者から多様なエンテロウイルス血清型が検出されています。現時点では一例しかEcho30の検出例はありませんが、今後の動向に注意が必要です。


(図)大阪府の無菌性髄膜炎 定点あたり患者数8年間の比較

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