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大阪府感染症情報センター

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百日咳

百日咳は、百日咳菌(Bordetella pertussis)による急性の気道感染症である。潜伏期は通常510日で、かぜ様症状で始まり(カタル期)、百日咳特有の咳が出始める(痙咳期)。新生児や乳児早期では、肺炎、脳症を合併することがある。マクロライド系抗菌薬が有効であるが、近年、薬剤耐性菌も報告されている。百日咳の予防には、ワクチン接種が有効であり、乳幼児期に計4回接種されている。201811日に小児科定点把握感染症から全数把握感染症に変更され、成人の報告数の把握が進んでいる。