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大阪府感染症情報センター

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風しん

風しんは、潜伏期間は23週間(平均1618日)で、発熱、発しん、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発しん症である。妊婦(妊娠20週頃まで)が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達の遅れ等の障害をもつ可能性がある(先天性風しん症候群)。感染の予防には、2回の風しん含有ワクチン接種が有効である。特に、妊娠する可能性のある女性、妊婦や妊婦の家族と接触する可能性がある方、風しん含有ワクチンの定期接種が行われていなかった世代などに当たる3050歳代男性について、風しん感染拡大や先天性風しん症候群の発生を防ぐため、抗体検査やワクチン接種が勧められている。