コンテンツにジャンプメニューにジャンプ
大阪府感染症情報センター

トップページ > 大阪府内でA型肝炎の報告数が増加しています!

大阪府内でA型肝炎の報告数が増加しています!

更新日:2026年4月16日

大阪府内のA型肝炎発生状況

大阪府内では、2026年のA型肝炎の報告は第15週(~2026年4月12日)時点で累計8例となっています。
2018年に大阪府を含む日本国内でMSM(男性間性交渉者)を中心とした流行がみられて以降、届け出数は減少傾向にありました。
しかし、2026年は第15週時点ですでに2020年以降の年間報告数に匹敵する水準に達しており、例年の同時期と比較しても報告数が増加している状況です。

大阪府内の診断年別A型肝炎報告数

hepatitisA.png

A型肝炎とは

A型肝炎はA型肝炎ウイルスの感染による急性感染症です。
汚染された飲食物を口にしたり、感染している人の便などに触れた手を介して、ウイルスが口から体内に入ることで感染します。

ウイルスに感染すると、2~6週間の潜伏期を経て、発熱、全身倦怠感、食欲不振、頭痛、筋肉痛、腹痛などの症状がみられ、その後、黄疸、肝腫大などの肝症状が出現します。なお、特別な治療法はなく、症状に応じた治療が行われます。

 

予防対策

A型肝炎の予防には、以下の対策が重要です。
  • 手洗い(調理前、食事前、トイレ後など)を徹底する
  • 食品は十分に加熱する(85℃で1分間以上)
特に、A型肝炎のリスクのある国へ渡航される際には、十分に加熱された食品を選び、生水や加熱不十分な食品の摂取を避けるよう注意しましょう。
また、A型肝炎はワクチンによって長期間の発症予防が可能な感染症です。
世界保健機関(WHO)は、リスクのある国への渡航者、医療従事者、MSMなどの感染リスクが高い人などに対して、ワクチン接種を検討することを推奨しています。

参考情報

A型肝炎についてについて詳しくお知りになりたい方は、下記ホームページをご参照ください。

〇大阪府「A型肝炎」
https://www.pref.osaka.lg.jp/o100030/iryo/osakakansensho/agata.html
 
〇厚生労働省検疫所 FORTH「A型肝炎(Hepatitis A)」
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name01.html
 
〇国立健康危機管理研究機構「A型肝炎」
https://id-info.jihs.go.jp/infectious-diseases/hepatitis-a/index.html
 
〇国立感染症研究所「IASR 2019年9月号 A型肝炎 2015年~2019年3月現在」
https://id-info.jihs.go.jp/niid/ja/hepatitis-a-m/hepatitis-a-iasrtpc/9107-475t.html
 
〇国立感染症研究所「IASR 2026年3月号 A型肝炎 2019~2025年」
https://id-info.jihs.go.jp/surveillance/iasr/pathogens/vol47/553/553t.html
 
〇World Health Organization.「Hepatitis A vaccines: WHO position paper, October 2022」
https://www.who.int/teams/immunization-vaccines-and-biologicals/policies/position-papers/hepatitis-a