急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)
2025年4月7日(第15週)から急性呼吸器感染症が感染症法上の5類感染症に位置付けられ、定点サーベイランスの対象となりました。
特徴
急性呼吸器感染症(Acute Respiratory Infection:ARI)とは、急性の上気道炎(鼻炎、副鼻腔炎、中耳炎、咽頭炎、喉頭炎)又は下気道炎(気管支炎、細気管支炎、肺炎)を示す病原体による症候群の総称です。インフルエンザ、新型コロナウイルス、RSウイルス、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナなどが含まれます。
対応
急性呼吸器感染症には複数の種類の病原体による感染症が含まれ、感染経路は飛沫感染や接触感染など様々です。感染拡大を防ぐには、基本的な感染対策(手洗い、換気、密閉・密集・密接の回避、効果的な場面でのマスク着用)が重要です。
注)効果的な場面でのマスク着用についての参考情報:マスクの着用について(厚生労働省)
発生状況
この週報は速報性を重視しておりますので、今後の調査などの結果に応じて、若干の変更が生じることがあります。
2025年第39週(9月22日~9月28日)

- 年齢別患者数推移(直近10週間)

- 年齢別患者割合推移(直近10週間)

急性呼吸器感染症定点あたり患者数(2025年第15週~)

急性呼吸器感染症患者数(2025年第15週~)
