平成26年 第27週のトピックス( 6月 30日〜 7月 6日)
「ヘルパンギーナ 増加つづく」
第27週は前週比7.5%増の3,193例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、ヘルパンギーナ、A群溶連菌咽頭炎、咽頭結膜熱、水痘の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ4.9、4.9、2.4、1.1、1.0であった。
感染性胃腸炎は前週比4%減の984例の報告で、中河内8.9である。
ヘルパンギーナは60%増の982例、北河内9.1、大阪市北部8.7、中河内6.4と警報開始基準値の6を超えた。さらに大阪市南部5.7、豊能4.5と続く。今後の動向に注意が必要である。
A群溶連菌咽頭炎は13%減の473例、南河内3.4、咽頭結膜熱は4%増の221例、中河内3.7である。
麻しんは渡航歴のない4例の報告があった。風しんの報告はなかった。