平成27年 第21週のトピックス( 5月 18日〜 5月 24日)
手足口病 増加
第21週は前週比7.3%増の3,203例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶連菌咽頭炎、手足口病、突発性発しん、伝染性紅斑の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ6.8、3.3、3.0、0.7、0.6であった。
感染性胃腸炎は前週より微減の1,362例の報告で、南河内10.7、中河内9.1、北河内8.9と続く。A群溶連菌咽頭炎は微減の662例で、大阪市南部6.2、中河内5.0、南河内4.4で多い。
手足口病は53%増の592例で、泉州4.1、北河内4.0であった。コクサッキーウイルスA16型が主に検出されている。伝染性紅斑は28%増の120例で、中河内1.9である。
インフルエンザは33%減の99例で、定点あたり0.3である。すべてのブロックで1を切り、終息したものと思われる。
麻しん、風しんの報告はなかった。