平成28年 第26週のトピックス( 6月 27日〜 7月 3日)
ヘルパンギーナ さらに増加
第26週は前週比2.3%増の3,420例の報告があった。報告の第1位は感染性胃腸炎で以下、ヘルパンギーナ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎、咽頭結膜熱の順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.7、4.7、2.7、1.6、0.6であった。
感染性胃腸炎は前週比9%減の1,139例の報告で、中河内9.9、南河内8.6、北河内7.5である。
ヘルパンギーナは36%増の948例で、南河内7.2、大阪市北部6.9、北河内6.1と、3ブロックで警報レベル開始基準値6を超えていた。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、2%増の548例で、中河内4.6、大阪市北部3.9である。
流行性耳下腺炎は5%減の329例で、南河内3.4、咽頭結膜熱は27%減の127例で、中河内1.3であった。
麻しん、風しんの報告はなかった。