平成28年 第27週のトピックス( 7月 4日〜 7月 10日)
ヘルパンギーナ 第1位に
第27週は前週比1.2%増の3,461例の報告があった。報告の第1位はヘルパンギーナで以下、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎、突発性発しんの順である。上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.8、4.9、2.6、1.8、0.5であった。
ヘルパンギーナは22%増の1,161例で、北河内9.5、南河内8.6、中河内7.3、大阪市北部6.4と、4ブロックで警報レベル開始基準値6を超えた。
感染性胃腸炎は前週比13%減の994例の報告で、中河内8.2、泉州7.1、北河内7.0である。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、3%減の530例で、中河内4.9、豊能3.5である。
流行性耳下腺炎は8%増の355例で、南河内4.6、中河内3.1であった。
マイコプラズマ肺炎の報告数は3週連続で増加し、1を超えた。 麻しん、風しんの報告はなかった。

