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大阪府感染症情報センター

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カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症

カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症は、カルバペネム系抗菌薬および広域β-ラクタム系抗菌薬に対して耐性を示す大腸菌や肺炎桿菌などの腸内細菌科細菌による感染症の総称である。広域β-ラクタム系抗菌薬以外に、他の抗菌薬にも耐性であることが多く、カルバペネム耐性遺伝子がプラスミドの伝達により複数の菌種に拡散していくことから、臨床的、疫学的に重要な薬剤耐性菌である。
CRE 感染症の届出は、2025 年 4 月 7 日に届出に必要な検査所見(以下、「届出基準」という)が従来の「メロペネム耐性またはイミペネム・セフメタゾール耐性の確認」から「メロペネム耐性またはカルバペネマーゼ産生の確認」に変更された。そのためそれ届出基準変更前と変更後の届出数と比較する際には注意が必要である。

届出変更内容については以下をご覧ください
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 12 条第1項及び第 14 条第2項に基づく届出の基準等について(一部改正)令 和 7 年 3 月 2 6 日厚生労働省

感染症発生動向調査におけるカルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症の届出基準変更の影響 国立健康危機管理研究機構  2026 年 2 月 6 日


大阪府内のカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)の菌種およびカル バペネマーゼ遺伝子保有状況

2024年


菌種* 株数合計    カルバペネマーゼ遺伝子型
IMP型       NDM型    OXA型    KPC型 その他 検出されず
Enterobacter cloacae complex 57 2 1       54
Klebsiella pneumoniae complex 47 12 1       34
Klebsiella aerogenes 37 1         36
Escherichia coli 17 3 10       4
Serratia marcescens 6           6
Citrobacter spp. 5 2         3
Proteus spp. 3           3
Klebsiella oxytoca complex 3 1       1(NDM+KPC) 1
Morganella morganii 1           1
合計 176 21 12 0  0 1 142
*菌種名については本来はイタリック体表記であるが、システムの制約上イタリック体表記にはしていない


大阪府内のカルバペネマーゼ遺伝子が検出された株における検出割合推移

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参考)感染症発生動向調査事業報告書(年報)