新型コロナウイルス感染症
特徴
新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の特徴として、潜伏期間が1~14日で、発症者のみならず、発症前や無症状病原体保有者でも他人を感染させる可能性があること、発熱や呼吸器症状、全身倦怠感等のかぜ様症状が約1週間持続することなどです。発症者の多くは軽症ですが、一部は呼吸困難等の症状が現れ、肺炎を呈し、高齢者や基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患、慢性腎疾患、糖尿病、高血圧、心血管疾患、肥満、がん等)を有する者は重症化する可能性が高くなります。
対応
COVID-19の主な感染経路は飛沫や接触感染です。感染拡大を防ぐには、基本的な感染対策(手洗い、換気、密閉・密集・密接の回避、効果的な場面でのマスク着用)が重要です。
COVID-19は、これまで、「新型インフルエンザ等感染症」とされてきましたが、2023年5月8日から感染症法上「5類感染症」と位置づけられ(注1)、自主的な取組を基本とした感染症対策となりました。2023年5月8日からは、定点医療機関からの報告を基に毎週発生状況をこのページで報告させていただきます。
注1 新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について(厚生労働省)
注2 新型コロナウイルス感染症について(大阪府)
発生状況
2023年第37週(9月11日~9月17日)
COVID-19定点医療機関数
- ブロック別の定点医療機関数
COVID-19ブロック別患者数
- 定点あたり患者数
- 患者数
COVID-19年齢別患者数
- 年齢別患者数推移(2023年第19週~)

- 年齢別患者割合推移(2023年第19週~)

COVID-19定点あたり患者数(2023年第19週~)
COVID-19患者定点あたり患者数グラフおよび地図
その他リンク
5類移行前のデータは以下を参考にしてください
大阪府における新型コロナウイルス感染症陽性者の報告状況
2023年 第18週 [5月1日~5月7日] までの集計
週別・累積陽性者数

週間陽性者数前週比
週別・年齢階級別 報告数(積み上げグラフ)
注:年代別報告数には「調査中」を含まない
週別・年齢階級別報告数
注:年代別報告数には「調査中」を含まない
週別・年齢階級別 報告数の構成割合
注:年代構成割合には「調査中」を含まない
週別・入院・療養等 報告数
注1:入院・宿泊療養の待機中および入院・療養方法等調整中の人数(2022年9月25日まで)
注2:入院中の患者数から重症患者数を差し引いた数および大規模医療・療養センター入所者数の合計
週別陽性者数・週別死亡者数
検査陽性率
陽性率は、日々のばらつきを平準化するため、過去7日間の新規陽性者数合計を過去7日間の検査件数合計で割ったもの。
注:退院・療養解除のための陰性確認検査および再陽性者は計算に含まない。検査陽性者数には疑似症(検査を経ない陽性認定者)を含まない
感染拡大期別・年齢区分別 報告数(左)および構成割合(右)
大阪府では2020年1月29日から6月13日を「第1波」、6月14日から10月9日を「第2波」、10月10日から2021年2月28日を「第3波」、3月1日から6月20日を「第4波」、6月21日から12月16日を「第5波」、12月17日から2022年6月24日を「第6波」、6月25日から9月26日を「第7波」、全数届出の集計基準が見直しされた9月27日以降を「第8波」と総称して分析
注:年齢構成割合には「調査中」を含まない
感染拡大期別・年齢区分別 累積死亡者報告数(左)および致命率(右)
死亡者数:新型コロナウイルス感染症陽性者が死亡した数
致命率:年齢階級別死亡者数/年齢階級別陽性者数
(死亡者数は死亡日を年齢階級別陽性者数は報道発表日を基に集計)
各感染拡大期間(波)の定義は大阪府の基準に基づく
注:年齢階級別陽性者数には「調査中」は含まない
年齢階級別 累積報告数・致命率
折れ線グラフの数値は致命率(年齢階級別死亡者数/年齢階級別陽性者数)を示す
死亡者数:新型コロナウイルス感染症陽性者が死亡した数
年齢階級別・性別 累積死亡者数
直近2週間の年齢階級別週間報告数・構成割合
月別新規陽性者年齢構成割合