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大阪府感染症情報センター

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梅毒

全国の梅毒の報告数は、2020年5,784例、2021年は過去最高の7,873例と増加している。大阪府では2018年の1,188 例が過去最高となっている。
梅毒は、性行為・オーラルセックスにより、生殖器、口、肛門の皮膚や粘膜の微細な傷口から菌が体内に侵入し感染する。また、妊娠時に胎児が胎盤を介して感染し、「先天梅毒」になることがある。梅毒は、適切な抗菌薬の投与で治癒が期待
できる

 


大阪府内で感染症発生動向調査によって届出られた梅毒の概要    

大阪府感染症情報センターでは国立感染症研究所が配信している梅毒の国内発生状況分析情報
https://www.niid.go.jp/niid/ja/syphilis-m-3/syphilis-idwrs/7816-syphilis-data.html)を参考に、
大阪府内における梅毒症例の動向について四半期毎の推移をまとめたものを2022年第1四半期より四半期毎に配信させていただきます

<2022年4月15日時点のデータに基づく>
2021年第1四半期から2022年第1四半期は、以下の週に該当

  • 2021年第1四半期:第1週~13週(2021年1月4日~4月4日)
  • 2021年第2四半期:第14週~26週(2021年4月5日~7月4日)
  • 2021年第3四半期:第27週~39週(2021年7月5日~10月3日)
  • 2021年第4四半期:第40週~52週(2021年10月4日~2022年1月2日)
  • 2022年第1四半期:第1週~13週(2022年1月3日~2022年4月3日)

  注)2022年第13週(2022年3月28日~4月3日)までに診断されていても2022年4月15日以降に届け出のあった報告は含まない。


図1  大阪府内における梅毒報告数
大阪府内梅毒報告数

  • 2021年第3四半期に、2021年第2四半期に比較し報告数が大きく増加し(42%増)、それ以降増加傾向が持続している。


図2  ブロック別報告数
ブロック別報告数

  • 四半期毎の報告数は全ての期間において大阪市医療圏で最も多かった。また、2022年第1四半期は8ブロック中4ブロックで2021年第4四半期に比較し報告数が増加した。報告数の最も多い大阪市医療圏では2021年第3四半期より大きく報告数が増加し、それ以降高い水準で報告されている。
【参考】感染症発生動向調査ブロック分け(http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/block1.html
ブロック地図

図3  性別年齢分布
性別年齢分布.png

  • 2022年第1四半期は、男性では25~29歳で最も報告数が多く、続いて40~44歳および60歳以上が多かった。女性では引き続き20~24歳で最も多く、2021年第3四半期以降、20~24歳における報告数が持続的に増加している。

図4  性的接触歴別、病型の分布
性的接触歴別病型分布
  • 女性異性間は無症候の割合が高く、一方で男性異性間は無症候の割合が低い。前者は自発的検査あるいは医師の検査勧奨や妊婦検診など、検診目的の検査で感染が判明している可能性が考えられ、後者は、梅毒の症状を自認した患者の受診によっての診断が大部分を占め、検診での無症候性梅毒の検出・診断の割合が低くなっている可能性がある。

    注)男性同性間・異性間両方に記載のある症例は重複して含めている


図5  性的接触歴別報告数推移
SyphilisFig5.png

  • 2022年第1四半期は、男性、女性ともに異性間における性的接触歴のある報告例が引き続き増加している一方で、男性同性間性的接触歴のある報告例が減少した。

    注)男性同性間・異性間両方に記載のある症例は重複して含めている


表1  直近6か月以内の性別性風俗産業の従事歴および利用歴
性別性風俗産業従事歴利用歴別報告数


 pdf版はこちら。