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大阪府感染症センター

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風しん情報

更新日:2018年11月15日

はじめに

風しん(風疹、3日はしか)とは、風しんウイルスによって引き起こされる発疹性疾患です。典型的な症状として、発熱、発疹、リンパ節の腫脹があります。不顕性感染が多く、症状も比較的軽いことから見過ごされがちな疾患ですが、妊娠初期の女性に感染すると、胎児に高い確率で先天性風疹症候群(Congenital Rubella Syndrome: CRS)を引き起こす事が知られており、注意が必要です。風しんの発症を防止するには、ワクチン接種が非常に大切です。

目次 ~風しんウイルスについての情報と流行状況について~

  1. トピックス
  2. 気になるニュース
  3. 大阪府における風しん流行状況について
  4. 風しんウイルスに関する情報に関連するリンク集

注:以下に表示する図や数値は、今後の調査結果に応じて、数値に若干の変更が生じることがあります。

1.トピックス

風しんの患者数は、2013年の流行以降、年々減少していますが、2018年9月、首都圏を中心に風しん患者が増加しています。2018年第45週までに、大阪府では、86例の風しん患者が報告されています。30歳~40歳台の男性を中心とした風しんの免疫を持たない世代は依然として存在しており、今後も注意が必要です。

2.気になるニュース

風しんやCRSの有効な予防策は予防接種です。今後のCRSの発生を抑止するため、大阪府においては風疹抗体検査及び市町村補助事業を行っています。抗体価の検査は無料です。検査の結果、抗体価の低いと判明した方が予防接種を受ける際は、市町村から予防接種費用の助成を受けることが出来ますので積極的にご活用ください。詳しくは、大阪府ホームページの「【大人の風しん対策】先天性風しん症候群対策事業について」をご覧ください。また、厚生労働省は、国が指定する子どもの難病「小児慢性特定疾患」にCRSを加え、2015年1月から助成を開始しました(小児慢性特定疾病情報センター)。

府民の皆様へ

風しんや風しんの予防などに関するご相談は最寄りの保健所までお寄せください。

医療関係者の皆様へ

CRSの早期発見は、患児の耳・眼・心臓等における合併症の治療や療育支援の促進に繋がります。乳児期には患児から風しんウイルスが継続的に排出されることがあり、さらなる感染伝播を防ぐ為にウイルス学的検査の実施が不可欠です。また、妊娠中に風しんに罹患したまたは感染が推測され、CRSの典型的な臨床症状は認められないが、出生児の抗風しんIgM抗体が陽性であるケースを先天性風しん感染(CRI)と分類します。CRIも、継続的にウイルス排泄が認められる可能性があり、CRS同様継続的なウイルス学的検査の実施が必要とされています。

また、風しんは不顕性感染が15%から30%を占める疾患であることから妊婦が罹患に気づかず経過しCRS/CRIが見逃されている可能性も考えられます。特に、難聴などの症状は出生直後の検査で発見されにくく、出生後の母子検診などで注意深く検査する必要があります。

大阪府内の病院で新生児治療に当たられている先生方におかれまして、CRSやCRIを疑われた場合は下記までご連絡頂けますと幸いです。

先天性風しん症候群・先天性風しん感染に関する検査の相談窓口

医療関係者の皆様へ検査のご相談は、最寄りの保健所までご連絡頂けますと幸いです。


3.大阪府における風しん流行状況について

大阪府内の風しんの発生動向について

大阪府内の風しん患者報告数は、全数把握が始まった2008年から2010年までは年間10例から20例程度で推移していました。その後、2011年は53例、2012年は408例(全国2番目)と報告数は次第に増加し、2013年の大阪府内累積報告患者数は3,192例と東京に次いで全国2位で、人口比にすると人口100万人あたり361例と全国1位の患者報告数を記録しました。

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風しん患者数の推移

4.関連リンク集

風疹に関する最新の情報

国立感染症研究所からの情報

厚生労働省からの情報

 

大阪府からの情報

学会などからの情報