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大阪府感染症情報センター

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インフルエンザが大阪府で注意報レベル。ご注意を!

更新日:2025年11月6日

 2025年第44週に大阪府におけるインフルエンザの定点あたり報告数が13.33と第43週の5.68から増加し、注意報レベル基準値の目安である10を上回りました。ブロックごとの定点あたり報告数は、豊能11.06、三島11.81、北河内14.53、中河内10.79、南河内22.70、堺市14.08、泉州14.27、大阪市北部10.70、大阪市西部18.00、大阪市南部11.54と、11ブロック中10ブロックで10を超えています。
 また、全国においては、第43週の定点あたり報告数は6.29となっています。

今後さらに患者数が増加する恐れがあり、注意が必要です。

【大阪府のインフルエンザ発生状況】
○大阪府感染症情報センター「インフルエンザ」(定点あたり患者数など)
○大阪府感染症情報センター「インフルエンザ」(ブロック別流行状況など) 
入院サーベイランス
○大阪府感染症情報センター「インフルエンザ」(入院サーベイランス)
2025/26シーズンの大阪府インフルエンザ施設別発生状況
○大阪府感染症情報センター「インフルエンザ」(施設別発生状況)

 【全国のインフルエンザ発生状況】
インフルエンザに関する報道発表資料 2025/2026シーズン

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスの感染により起こる感染症です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状が急速に現れます。普通の風邪と同じように、鼻水、咳などの呼吸器症状もみられますが、全身症状が強いことが特徴です。

  小児や高齢者などは、脳症や肺炎などの合併症を引き起こし、重症化する場合もあります。

  感染経路には、インフルエンザウイルスに感染している人が咳やくしゃみをした時に飛び散るしぶきを鼻や口から吸い込むことによる感染(飛沫感染)とウイルスが付着した物を触った手で口や鼻を触ることによる感染(接触感染)があります。

  感染予防のために、手洗いやワクチン接種が重要です。インフルエンザワクチンは、発症をある程度抑える効果に加え、重症化を防ぐために有効です。

  咳やくしゃみなどの症状があるときは、他の人への感染を防ぐために、咳エチケット、マスクの着用などを心がけてください。

  (注)定点とは、各都道府県において選定された医療機関をいい、インフルエンザ定点は、全国で約4000か所、大阪府では約300か所あります。

  インフルエンザについて詳しくお知りになりたい方は、下記ホームページをご参照ください。
○国立健康危機管理研究機構「インフルエンザ(疫学)」
○厚生労働省「令和6年度インフルエンザQ&A」

  大阪府や大阪市でもインフルエンザへの注意が呼びかけられています。
大阪府 「【注意報越え!急速に感染拡大中!!】インフルエンザの発⽣状況について」
○大阪府「インフルエンザを予防しよう」
○大阪市「インフルエンザの基礎知識」

  インフルエンザ発生状況は以下で確認できます。
○大阪府感染症情報センター「インフルエンザ」(定点あたり患者数など)(再掲)
○大阪市「インフルエンザの発生状況」
○国立感染症研究所「インフルエンザ(疫学)」(再掲)

  大安研ではインフルエンザワクチンについて解説記事を掲載しています。ぜひご覧ください。
○「インフルエンザワクチンってなあに?」

  65歳以上の方などがインフルエンザの予防接種を希望する場合は、お住まいの市町村に接種方法、費用などについてお問い合わせください。
○大阪府「予防接種・各市町村担当課一覧」